サロン(官展)に出品したが、
「現実の裸体の女性」を描いたことが不道徳とされ落選。
だけども、画壇に与えた影響は大きかったようで、
モネは、この作品を意識して同じ題名で作品を描き、
それに続きセザンヌも「草上の昼食」と題する作品を描いている。
ピカソは、マネの作品をパロディ化した作品を残している。
まず、この作品を見た時に誰もが感じるのは、
「何で裸婦?」
森の中に、さも当然であるかの如く、こちらに視線を投げかけた裸婦。
その表情に気負いもなく、挑発的な色気
雪纖瘦もない。
それでいて、妙なインパクトがあり、どこか印象に残ってしまう作品である。
基本的に、アートというものは、”独創性が勝負”といったところがある。
誰がはじめたかということこそが、
芸術としての価値そのものだと言えるそうだ。
その面で、かなりの独創性が溢れている作品と言える。
いよいよ
老年黃斑病變選挙戦。
政党(パーティ)が乱立し、お祭り騒ぎが始まったという感がある。
思いつきでつけられたものが多いのか、その政党名が何ともおもしろい。
英語名を探ると、なおさらである。
たとえば、「たちあがれ日本」という勇ましい名称があるが、
英語名では、"The Sunrise Party of Japan" という
ちょっとニュアンスの違うものになっている。
「みんなの党」の英語名は"Your Party" 。
ことによると、これは見事な訳かもしれない。
「日本維新の会」は、"Restoration" 。
復古を意味する言葉で、
「刷新」や「維新」の意味とは、ニュアンス違って響くようだ。
いろいろ見ていくと、
「何で、こんな英語名?」と、つい、思ってしまうものがある。
だけど、名称が ”アート” だと考えると、
変であればあるほどインパクトがあり、
かなりの独創性があると高評価されるものかもしれない。